天皇賞(秋)回顧
1着キタサンブラック 勝ち時計2:08:3
【ペース】
13.2-12.5-12.9-12.5-13.1
13.0-12.4-12.0-12.7-14.0
【レース展開】
キタサンブラックがゲートに突進して出遅れる波乱の幕開け。
ロードヴァンドールがハナを切り、サクラアンプルール、リアルスティールなどが続く。
キタサンブラック、サトノクラウン、レインボーラインは中団内から。
残り1200mくらいからグレーターロンドンが進出を開始。
連れてキタサンブラックもするすると進出して良いポジションに。
リアルタイムで見てたときはいつの間にか好位にいて驚いたが、ペースが少し緩んだところで位置取りを上げていたことが分かる。
そのままコーナーで内を選択し、直線で早くも先頭に立つ。
内から外の良いところにコースを取りつつ、うまいことサトノクラウンの進路を内に。
ラスト200mでバテたところをサトノクラウンに詰められるもそのまま抜かさずゴールイン。
3着に道中キタサンブラックと同じような進路を取っていたレインボーラインが入線。
【総評】
春はレコード、秋はタフな馬場で優勝、物凄い馬ですね。
よもやブラックタイドからこんな馬が出るとは…。
勝ち時計2:08:3は天皇賞(秋)が2000mになってから最も遅いタイム。
今までの最遅は同じく不良馬場で行われた1991年(メジロマックイーンが1位入線18着降着でプレクラスニーが優勝したレース)で
2:03:9なので、今回がどれほどの馬場だったのかよく分かります。
私的に印象的なのは、レインボーライン。
ステイゴールド産駒は渋った馬場で強いのは知られていますが、それより注目すべきは母母父レインボーアンバーでしょう。
"水かきのついた馬"と形容されたレインボーアンバーの血を引く馬が不良馬場で好走…、ブラッドスポーツの浪漫ですね!
【感想】
書いてみて思ったが、
まだ魔道杯回顧の方が書ける。